ドゥバルグのデビューアルバム
2015年のチャイコフスキコンクール4位.
スタイルが独特で話題になった人だと思う.
ライナーノーツによれば
「正式なピアノ教育を受け始めたのは20歳の時.そのわずか4年後」
とのことです.
パリでのライブ録音で,収録曲目は
Sccarlattiのソナタ K208 K24 K132 K141
Chopin の バラ4
Liszt のS.514
GriegのOp47-3 メロディ
Schubert 楽興の時 D780-3
アンコールピースが 冒頭K208 をドゥバルグが編曲した変奏曲
チャイコフスキコンクールでも思ったことですが,
結構独特なので好き嫌い分かれるかなって感じです.
メフィスト・ワルツは冒頭からテンポが結構遅くて全体で12:44 かけています.
(私の感覚では 11分ジャスト くらいが一番好みにフィットします)
中間部とかは違和感なく聴けますが,もう少し勢いがあってもよいかも.
夜のガスパールも割と遅めのテンポでじっくり弾いています.
チャイコフスキコンクールのときのほうが印象的でしたが,
今回も佳演だと思います.