tactn001のブログ

大学受験予備校で数学の講師をしております.

アンスネスのラフ3(旧盤)

アンスネスのラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番,音の絵

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1995年の録音でレーヴェルはvirgin .アンスネスはEMIに移ってから

2009年に録りなおしており,それがこちら(いわゆる新盤)

 

いつもはヴォロドス盤を愛聴していますが

久しぶりにアンスネス旧盤を聴いたら,やはりこれは秀演.

 

アンスネスの新盤は整った演奏で,解釈にも癖がなく聴きやすいです.

ヴォロドスは細かいニュアンスの表現が巧みで,つくづく上手いなぁと感心します.

で,アンスネスの旧盤の魅力はというと,

技術的にももちろん抜かりないのですが,

第1楽章の展開部からカデンツァ辺り.

この何かに憑りつかれたような鬼気迫る表現は,

若く鋭い感性がなせる業でしょうか.

EMIに移ってからのアンスネスは,しっかりした演奏なのだけれど,

かつてのように尖ったところがなく,何となく小さくまとまってしまった感が

ある気がします・・・まぁ,この辺りは聞き手の好みが大きく影響するので

新盤のほうが断然好きという人もいらっしゃるでしょう.

 

久しぶりに旧盤を聴いて,その素晴らしさに認識を新たにしたので

メモとして残しておきます.